『この大空に、翼をひろげて』たった一つの青春がここに― 羽々音小鳥Ver

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Melonella

終末少女幻想アリスマチック

ネタバレ上等!!

今月は”かにしの”を含め結構なリリースが

あるので、コレのれヴュは後で。と思っていた。

だが、そうもいかなくなった。

では、書きます。


■"作品"仕様

ブランド/キャラメルBOX,2006/10

シナリオ/嵩夜あや,原画/クロサキ,音楽/hosplug


■STORY A++

2022年、世界は危機的状況にあった。

次元の歪みが具現化し人間が住めなくなるという

散花蝕(ペトレーション)によるものだ。

主人公丸目蔵人は文部科学省の発行した

召喚状により東京湾埋立地にある新東雲学園都市

へ赴く事になる。

学園と共に併設された散花蝕/ペトレーション(多重次元災害)

の研究施設を舞台とし、高い精神力を持つ男女が

この災害を収める為の実験(セッション)に参加するのだ。

但し、成功する確率は極めて低い。

実験は偏倚立方体/ダイスという未知の物体に被験者の

精神を送り込み、ダイスの中で殺し合いをするというもの。

その戦いの中で生まれるエネルギーを使い、

散花蝕を収束させようとする。


■登場人物

丸目 蔵人/まるめ くろうど

イケメンだが朴念仁、ぶっきらぼうさと天然さが混在。

わざとらしいボケぶりが評価をさげた。

全キャラ中最低の好感度。唯一キャラ立て

に失敗しているようにも見える。

しかも童貞のくせに処女をバックで突く鬼畜だ。

だがそれだけでは終わらない、好き嫌いは別として役割はしっかり

こなすわけだからそこそこには落ち着く。なんせコレ以外の面子が

たちまくりで良すぎなのさ。


月瀬 小夜音/つきがせ さやね

ローゼンの真紅を彷彿させるお嬢様キャラ。普段着にドレスである。

高潔だが思いやりもあり、隠れた甘えんぼさ加減は堪らないだろう。

正統派女性剣士でありかなり強い、スピードがある。

觀興寺 六花/かんこうじ りっか

特殊な十字鎌槍を使う。お調子者で食いしん坊。明るく

元気な妹キャラ。この作品と言わずギャルゲには不可欠な存在。

彼女のマシンガントークは必要悪wだ。


中条 白衣,黒衣/ちゅうじょう しろえ、くろえ

ラブリーすぎる双子の姉妹。戦闘は二人ががりでトリッキーな

立ち回りはキャプつば立花兄弟を思い出すw橘だっけ?w。控えめな姉白衣、

ツンデレとび蹴り少女黒衣。いい組み合わせだ。黒衣は水色の

縞パンという点は見逃せないw(ヲイ)。


疋田 伊織/ひきた いおり

無口で博識。処刑刀という無骨な大剣を振り回すベルセルクな少女で

モデルさん風美人あぁもう美しい〜♪。

コミュニケーションに問題があり、出生にも大きな問題を抱える。

だが、見た目と違い優しくてシャイで幼子の様に純真。

「マイお箸ってカワイイ」とつぶやく君は滅茶苦茶カワイイ!。


刀伎直 冬芽/ときのあたい ふゆめ

盲目の巫女。

礼儀正しく純朴。純度100%の萌えキャラである。

末端価格にすれば100億はいくね、絶対w。

性格は予想していたのだが、ココまでとは・・・。今回れヴゅを

早めに書く事にしたのは彼女のせいと言ってもいい。はっきりって

最高だ!。かわいすぎる、かわいすぎる。


小鳥遊 圭/たかなし けい

魔術師/メイガス。

黒髪ロング、パンツスーツに白い手袋。

女の子だが紳士然とした男の子っぽい見た目と言動。

歯の浮くようなセリフをさらりと発する、

中々観られない個性的なキャラで完成度が高い。

下手すると色物になりがちな立場なのに重過ぎず、軽すぎず、さっぱり

している。謎は多いが彼女のエピソードを開くたびにどんどん好きになる。

伊集院 観影/いじゅういん みかげ

研究所主任。

クールな大人の女性。肩肘張って生きているが驚くほど情にもろい面がある。


上泉 信綱/かみいずみ のぶつな

軽い。というか軽やか。ビジュアル系で(本人いわくパンクかw)

テキトーな雰囲気を持つ。

始終サバサバしているが、計り知れないほどの器を持つ。

剣の腕前は最強。伝説上の剣聖、上泉 信綱だと本人は言う。

その強さと優しさは男キャラ萌え必至であるし、である。

作品中非常に重要なキャラであり魅力の強い男。


ろーちゃん、やっち

サブキャラクラスメイト。

でもろーちゃんファンはかなりいるはずである。

カワイイ!!。

やっちのムネにドキドキしたのは俺だけじゃないはずだw。


逸見さん

お茶屋の店員さん。爆乳。お茶屋のシーンも楽しいよとても。

素敵な店員さんです。


優作

からみづらいw。


■CG(背景) A++

今まで様々なグラフィックを観て来たが

恐らくリトルウィッチと並び(作風は全く違うが)

最高の出来だと思う。

見た目は非常にシンプルですっきりした絵なのだが、

細かいディティールへのこだわりがビシビシ感じられる。

例えば、冬芽の部屋の壁にある一輪挿しであったり、

学食の椅子の背もたれに空いている穴(取っ手)、

はるか奥にある椅子にもちゃんと穴がある。

また校舎周りにあるブランコのCGでは、

左手に校舎が有り上部は夜になると真っ暗である、

やや斜めに遠近しているので校舎の飛び出た柱の先が

屋上にほんの少し出るのだが、夜は真っ暗で屋上の線

を真っ直ぐに引いてもいいくらいなのにわずかな突端

までしっかり描かれている。

教室の机が微妙に不ぞろいな所や

黒板の消した跡なんかもこだわり

を感じたなぁ、かなり素敵だ。

各建物の床の映りこみも美しく、背景をじーっと観るのも

楽しいほどだ。


■CG(キャラ)A++

文句無し。最高。入魂。

非常に丁寧に描いている。

キャラに対する愛情をビシビシ感じる。

ここまで一生懸命描いてくれるとホント嬉しくなる。

立ち絵、イベントどれも魅力的だ。

サブキャラのろーちゃん、やっちでさえ滅茶苦茶カワイイし。

細かい所まで手を抜かず、しかも美しくかいてある。

冬芽のHシーンなんか特に気合入りまくってるのが分かるよ。

興奮より思わずみとれちゃったもの。

好みはあるけど素敵なキャラ達をありがとう。

心のこもったいい仕事をありがとう。

また声優との相性もいいと感じた。中でもやはり圭は

個性的で印象深い。

■テキスト A+

科学、哲学、伝説、数学、宗教、グルメ、経済・・・。

ありとあらゆるボキャブラがぎっしりである。

情報量が半端無い。やや読みづらい所もあるが、

読み応えがあると言った方が的を射っている。

蔵人のテキストだけ妙に分離した感じがした。

だが細いゆるめなギャグを散らしながら説明をしていく

事は困難だったに違いない。よくぞまとめたと思う。


■演出 A+


エフェクト処理や、テキスト補足ダイアログ、雷、

ビックリマーク、などの細かな演出が絶妙。

特に「「ひそひそひそひそひそひそ」」とか

「数えないで下さい」とかかなりウケた!。


■システム A


かるたシステムのアイデアに100ガバス進呈だ。

予想が付かないタイミングでの取得や、用途が

単に省略だけではないあたりかなり技アリである。

PRO2のカードが出てきたときは鳥肌が立った。

また、かるたのデザインも非常に素晴らしい。

SAVEやLOADで使用するインターフェイスは良好。

コメント挿入できるのがとても助かる。

他には現在求められる機能は一通りあるし、

バックログ+ボイスもあり上々だ。

しかし、頻度は1度しかなかったがSKIP中にフリーズがあった。

強制終了しようとAltキー押下で開放された。

それ以降は何度SKIPしても再現せずなので問題無し。

おまけは回想、CG、スタッフコメント、BGMと必要分。

現時点でフルコンプではないので何と言えないが、

隠れモードでタッキー編があったり、実はろーちゃんが

攻略できるとかあったらもう神だな。無理だろうけど。

エピ後の寸劇も良い、攻略ヒントは大体分かっていたが

細かな配慮がされているという点でユーザの事ををちゃんと

考えているので非常に好感がもてた。

「そろそろ飽きてきたよね」とか自虐ネタはかなり爆笑。

でもね、全然飽きないよ。

この辺もユーザの視点に立とうと努力しているのが

感じられて笑いながらも暖かい気持になったよ。


TVアニメ風の章立ては面白いが、中にはアニメ化など

メジャー展開を匂わせすぎとしてウザがる人もいると思う。

俺的にはOK。キャリエール桜華みたいに章ごとに一呼吸

入れるのは非常に大事だと思う。


■サウンド A

SEは及第点。日常や戦闘時のBGMはGOOD!カッコイイ。

歌入りは非常に良い。END中原涼さんのは始めはインパクト

弱い感じがしたが、聞くほどに味がでる。

また、イオたん&冬芽のおとまり時の語りシーンでの

泣きの歌はずるい!思惑通り泣いちまったヨw。


■総合 A++


プレイ初っ端であぁこりゃ終わったな

と思った。だって、時空間とか世界ノ危機を救うとか

もう、聞き飽きてるしょ?。で、たいていの製品は

ほとんどが消化出来ないまま途中からシナリオが崩壊するわけ。

収まり付けるのは至難の技だもの。

FATEでさえある程度の納得できる落としどころはギリだからね。

だが、やってくれた。

予想通り広がった風呂敷は宇宙へ、黄泉へ、大変な事になるが

徹底的に突き詰めたその根性には頭が下がる。

正直、1週目は専門用語の嵐だし、情報量と把握すべき点が怒号だから

きっとGIVEする御仁も多いだろう。

でも、1週目が終わる頃には慣れたよ。

勿論、ゲームだからご都合主義はあるし、笑いも必要。

ユーザは我がままだしね、だからその上を越えたところで

きっちり落とさないとならない。

俺にとってそのポイントは非常に納得できるものだった。

上述のようにCG、音、演出、それぞれが平均以上のクオリティ

であり、2週目以降も引っ張る伏線も読む価値があった。

っていうか1週目なんか氷山の一角だから。

スライドインで注釈を入れる工夫も良かったし、それを

ギャグ用に使う所も笑えた(そんなもんに注釈すんなよっ!みたいなw)。

そして、タッキー(圭)の存在の大きさ。

始めは敵だと思ったが彼女の秘密には釘付けであったし、

なんていい子なんだろうと胸が切なくなったよ。

懺悔室とのギャップがインパクトを生んでいるが、これが

リアルさへ導く上手い表現だと思った。

脳内で想像しやすいのさ。

誰にでも優しい訳じゃないというのを見せられると、

より身近で、よりリアルにタッキーを感じられたってこと。

小夜音は有る程度予想の範囲だが、こまかな捻りが効いていて

楽しくプレイ出来た。りっちゃん(六花)も同様。

白依、黒依 ここからが相当に引き込まれ、

評価がガッツリ上がった、でも上二人のシナリオもあってのこのシナリオだ

全体のバランスを取る上で良い構成だったと思う。

イオたん(伊織) やばすぎ。一番来たのは彼女の性格そのものだ。

単に優しいだけではなく無垢である事見た目のギャップと相まって

もう、切なさ乱れ打ち。ラストがちょっと辛かったが、冬芽編で救われた。

冬芽 正統派純萌えキャラダイナミズムである。が。ここまで圧倒的な

キャラ立てとストーリーにはもう、予定調和と分かる部分でも素直に受け入れられた。

何なの?コノカワイさ何なの?。礼儀正しいのにあと、えととか

女の子らしさがピョコピョコ顔を出す。コレで萌えなきゃ何で萌えろと?w。

テキストには出てなくとも、独りで一生懸命んしょ。んしょ

布団を引きづる姿が見えたりしてもうヤバイよ。

始めのうちは巫女って言うのにあんまり活躍しないなぁと思っていたから

冬芽編もといPro2での冬芽全開ぶりにはもう、とっととれヴゅしなきゃと

思わされたのさ。それで重い展開に・・・。

久々に泣いた。イオたんの優しさにも。もう、切ない。切ないよぉ。

締めはご都合だが、これ以外に納得できないしょ?。

図書館での2回目の確信犯的手つなぎなんかもう、

しばらく見入っちゃたよ。冬芽の幸せそうな顔に。


もう、全体的にはーとうぉーむさ。

みんなの優しさで胸がキュンキュンしまくった。

信綱でさえね。

彼のエピソードも漢ならぐっと来るモンだよ。

書かれては居ないけど、信綱はどう変わっても

何だかんだ言っても皆のことが好きで、いつまでも

友達なんだと勝手に思い込んだよ。


だからタッキーの気持も分かるよ。

最後までおセンチにならない所がかえって、ね。

実はまだエピシリーズ未コンプなんでがんばるぞっと!。


この"作品"、FATEへの対抗意識を強く感じたし、

アニメ化などの色気がガンガン出ているが、

ソレ位の気構えでやって正解だと思う。

商業的な成功をしなければという部分と、

クリエイティブな部分が両立されている。

これはそう簡単に出来るものじゃない。

どっちかというと、工数が無く納期に追われ

クリエイティビティが犠牲になるのがソフト業界の姿だから。

そしてそれぞれの分担との連携の難しさはシナリオ/テキストと

システムで分かる。スタッフ全員本当によく頑張ったと思う。

よく整合とれたなぁ。

血反吐をはきながらも気合の入ったこの"作品"

文句なしに殿堂入りです。

但し、一点だけ。

別キャラでの同一シーン(それぞれ祭りに行くとか)も

プールと分けるあたり頑張ったと思うが、シナリオ内で

内がつぎはぎ状態の部分があり、これはちょっと読みづらいし、

攻略優先の御仁には受けが悪いだろう。

(同じシーンで一言言って終わりとか。)

まぁ、俺にすればささいな事だ。これくらい重箱つつかないと

100%褒めになっちゃうからなぁ。まぁ実際そうなんだけど。

大変だと思うけどこのレベルを何とか維持して欲しいというのが

いちギャルゲヲタの切なる願いです。

ちなみに、あけるり程度のアニメ化にならないように。

あ、後ファンディスク必至だね。

濃いぃぃぃの期待してます!笑えるの(エロはどうでもいいw)。


素晴らしい作品をありがとう。

チップス。 やればわかるが、起動画面でNKMR入力で好感度の蓄積状況がわかる。 攻略順は決まってるのかもだが、自然に六花→小夜音→中条→伊織→冬芽。 条件を満たすとプロローグ2が出る。
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